子育て中の転職にメリットはあるのか?!(おすすめの会社、就職先を探す方法もご紹介!)
子育て中の転職にメリットはあるの?
大学時代の就職活動ほどではないけれど、ただでさえ転職活動は結構大変です。
子育て中ならば、どう考えてももっと大変としか思えません。
まず、デメリットを考えてみます。
子どもがいることによる不利な点は、保育園の関係で時間に制限があること、子どもの病気で思わぬお休みがあるかもしれないこと、です。
自分以外の誰かが見てくれるならば良いのですが、いない場合、ベビーシッターや病児保育の利用も検討します。
もう1つ厄介なのが、子どもは3歳までは母親が育てる方が良いといった、3歳児神話に見られる偏見です。
もし面接でそのような偏見をお持ちの人に当たってしまったら、それはもう事故です。
気にすることはありません。次に行きましょう。
子どもがいることによる不利な点がどうにかなるのなら、子育て中の転職も通常の転職と変わりません。
でも、どうにもならないのであれば、それでもOKな会社を探すことになります。
転職先がすこしばかり減りますが、全くない訳ではありません。
では、メリットなんてあるのでしょうか?
子育て中の転職には、同じ立場の誰にでもあてはまるような共通したメリットは、残念ながらありません。
ただ自分自身やご家族にとってメリットのある転職は、十分可能です。
子育て中というのは、これからの人生におけるご自身の仕事に対する位置付けを明確にする良い時期です。
特に、転職を考えているなら、絶好のチャンスです。
人生が大きく変わる節目は、2つあります。
結婚した時と子どもが生まれた時です。
もちろん、結婚をしようがしなかろうが、子どもを作ろうが作らなかろうが、個人の勝手です。
結婚はしない、子どもは絶対いらない、と決めた方々は、決めた時点が節目となるのでしょうが、そう言った決意されている方は、少数派なのではないでしょうか。
いつかは結婚、いつかは子ども、と何となく考えている方々は、子どもを育て始めた時にやっと人生がはっきりしてきます。
この段階で人生における仕事への重みを考えてみるのは、いかがでしょう。
生活の糧を得るために働くのか、自己表現や自己実現をするために働くのか、ワークライフバランスをどうするか。
こう言ったことは、人生がはっきりしてきた時だからこそ、明確なビジョンが描けます。
パートナーと話し合い、調整しながら、家族の未来がおぼろげながらでも見えてくるのは、素敵ですよね。
子育てママから見ておすすめの会社とは?
そうやって描いたビジョンから、現在の職場にいるメリットが見いだせなかったら、心置きなく転職活動を始めましょう。
ただここで注意すべきなのは、転職するよりも現在の職場を変えるよう活動する方がお得な場合もあることです。
人は誰でも、見たことややったことがないことを理解するのは難しいです。
職場の理解の低さは、子育てと仕事の両立の大変さを、知らないからかもしれません。
子育て中であるあなたが職場のみんながわかってくれるように努力したら、今の自分のためだけではなく、今後の社内のためにもなります。
これから先の超高齢化社会では子育てだけではなく、介護でも同じような状況が出てくると考えられます。
うまくいけば、他の社員も子育てや介護での休暇が取りやすくなり、働きやすい職場となります。
そうは言っても、限界はあります。ご自身やご家族にとって転職した方が良いという結論に達したのであれば、転職先を探しましょう。
転職先を探す方法は、働き方によって違います
現在の日本では、高齢化社会です。
働く人がどんどん減ってきています。
有能なスキルや仕事への意欲を持っていれば、子育て中の転職でキャリアアップすることだって不可能ではありません。
近年では女性向け、ファミリー向け製品に女性を積極的に活用する企業も増えてきています。
子育ての現役であるという点をアピールポイントにする方法もあります。
少子化で1人当たりの子どもにかける金額が増えています。
両親とその祖父母の6ポケットなんて言葉がありましたが、最近では独身貴族のおじやおばも入れて8ポケット、10ポケットとも言われているようです。
消費者の声を積極的に取り入れたい子ども関連の企業からみれば、子育て現役と言うのも、一つの利点です。
ただそう言った企業が本当に子育て中でも働きやすいかどうか、実際の状況は分かりません。
その場合は、女性社員の割合、産休や育休の取得割合、離職率等を確認してみてください。
自分の人生、仕事も大事。キャリアアップだってどんどんして行きたいと考えているのであれば、正社員としての転職をお考えですよね?
正社員を目指すなら、転職エージェントの活用がおすすめです。
エージェント会社にはそれぞれ得意分野がありますので、子育てママ向け案件が多いところへの登録がおすすめです。
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そう言ったエージェントならば、女性向けセミナーを定期的に開催されていたり、子育て中のキャリアカウンセラーもいらっしゃったりするようです。
登録した後は、働き方やお持ちのスキルや年収の希望をエージェントに相談し、マッチングを依頼します。
エージェントを活用することにより、ご自身で探すよりも多くの求人情報から選択できますし、待遇面の交渉もお願いできます。
働きやすい職場かどうかの確認もしてくれます。
仕事への負担を少なくしたいのであれば、派遣社員はどうでしょう。
残業がほとんどない職場や、フルタイムだけではなく、柔軟性のある仕事の募集も多数あります。
派遣先は大手企業が多いので、福利厚生が充実しています。
時給が高めなので、地方の中小企業で正社員となるよりも年収が高い場合もあります。
ただ、都市部での求人が圧倒的に多いため、通勤時間の長い場合が多いです。
派遣社員として働くには、派遣会社への登録が必要です。
Webの求人に応募し、Webだけで登録完了する所もあります。
Web上で希望する地域の支店での相談と登録の予約をし、登録会へ行く所もあります。
派遣会社によっては、一定の条件を満たせばベビーシッター割引制度を受けられるところもあります。
各種教育制度もあるのでスキルアップも可能です。
時間を一番大事と考えて、週に3日程度の短時間パートを考えている方もいらっしゃるかもしれません。
先輩ママからは、正社員やフルタイムで働けるのであれば、働いた方が良いという意見が多いようですが、子どもとのんびりする時間を増やしたいのであれば、パートも有りですよね。
Webでの求人も多いですが、近所での仕事を探すのであれば、駅やコンビニに置いてある無料の求人雑誌もあります。
レジ打ちやレストラン接客のパートであれば、自宅の近所にあり、シフト制なので希望の曜日のみ働くことは可能です。
ただこれらの仕事は勤務中ずっと立ちっぱなしで思った以上に体力勝負の面もあります。
いずれにしても転職活動中は、情報をこまめに検索し、希望条件に合った仕事があれば即応募出来るよう、態勢を整えておく必要があります。
子育てと仕事の両立は、とても大変ですが、その分やりがいもあることでしょう。
ご希望の転職先が見つかることを信じて活動していきましょう。
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