子育てサークルを自治体が支援してくれることをご存じでしたか?!(活動内容、サークル作り方のまとめ)
全国各地で話題の子育てサークルとは?!
子育てサークルとは、地域を拠点に、ママ同士や子どもたちが仲良くなることを目的とした集まりのことです。
幼稚園入園前のお子さん対象のサークルが多いです。
小学校入学前までのサークルもあります。
ママの年齢や子どもの年齢、目的などで会員を募集し活動します。
会費は0円から千円くらいまでで、2~300円が多いようです。
子どもが喜ぶ遊びを考えてみんなで遊べるようなサークルがほとんどですが、中には、ベビーマッサージやヨガ、ピラティスなどを行なうサークルもあります。
専門講師を呼ぶサークルは会費が若干高めに設定されています。
子育て支援センターや公民館、児童館で会員募集のチラシが貼ってあります。
気になるサークルがあったらまずは見学をしてみてはいかがでしょう。
チラシには電話やe-mailといった連絡先が記載されていますので、そこに連絡をしましょう。
子育てサークルの活動内容について
子育てサークルでの方向性は2つあります。
ママの交流をメインとしたものと子ども同士の遊びをメインとしたものと。
活動内容は、それぞれの方向性によります。
ママ向けならば、スクラップブッキングの作り方や離乳食レシピなどの講習会やママたちのおしゃべりがメインの活動となります。
大人が何かをやっている間の子ども達は、会員が順番に当番制でみます。
ママ向けはママとしての勉強の部分が大きいので、講師を呼んでお話を聞くこともあります。
その場合は講師への謝礼分が別料金となるところもあります。
親子で工場見学や消防署見学などの社会科見学を行なうサークルもあるようです。
その場合の施設への入場料は各自負担か会費からかはサークルによります。
子ども向けの場合は、遊びを考える役が当番制のところが多いようです。
遊びはどこのお家にもあるようなもので何かするような、お金をかけない遊びです。
参加している子どもたちの年齢に応じた遊びを考えなくてはいけないので、なかなか大変なようです。
そうは言っても、季節の遊びや定番の遊びもあります。新しい遊びを思いついて,それで盛り上がったら、とても嬉しいですよね。
Yahoo知恵袋へ遊びが思いつかず相談している方もいます。
その回答には、新聞紙をびりびり破いて紙吹雪にしたり、小麦粉粘土を作ったり、スーパーなどにある濡れた傘用のビニール袋に折り紙を入れて膨らまして飛ばしたり、などがありました。
子ども達が喜んで遊んでいる姿が目に浮かびます。
子育てサークルに参加するメリットとしては、会員のママたちからの、幼稚園や学校、病院などの生の口コミ情報を教えてもらえることがあげられます。
上の子がいる先輩ママから家事育児のお得な話も聞けるかもしれません。
サークルに参加するようになって、育児書は全く見なくなったというママもいます。
子どもは子どもが好きだし、赤ちゃんは赤ちゃんが好きです。
同じくらいの子ども同士で遊ぶことで、社会性が身に付きます。
家族ではない他人とのコミュニケーションは、実体験でしか学べません。
赤ちゃん同士が一緒に遊ぶことはまだ出来ませんが、他の赤ちゃんを見た我が子の反応はどんなものか、会わせてみないと分かりません。
逆にデメリットとしては、サークルの人間関係があげられます。
苦手な人がメンバーにいたら、辛いですよね。
でも、しょせんサークルです。
強制参加ではないので、合わないと思ったら別のサークルを探せば良いだけです。
無理して参加しなくても良いのです。
ただ、子どもがそのサークルでの活動が大好きで、自分はちょっとやめたい場合が悩ましいかもしれません。
割り切って参加するか、似たようなサークルを探してみるか、参加回数を減らしてみるか、妥協点をさがしてみましょう。
サークルに参加するメリットは大きいですが、こういったことが苦手なママもいらっしゃることと思います。
苦手ならば、無理してまでも参加する必要はありません。
子どもが同い年くらいの子どもと接することは大事ですが、公園でも遊べますし、いずれ幼稚園などに入園します。
子ども同士の付き合いは幼稚園からで十分と考えるママもいます。
どのように考えるかは、一人ひとり自由です。
ただ、子どもと二人きりで向き合い続けていると、視野が狭くなっちゃうかもしれません。
そんな時は、あんまり難しく考えずに、取り敢えず参加してみるのも手です。
人と話すだけでも、ストレスが減ることもあります。
子育てサークルの作り方
いろんなサークルを見てみたけどピンと来るところがなかったのなら、いっそ自分でサークルを立ちあげてみてはいかがでしょうか。
サークルを作るのは、どうやったらよいのでしょう。
サークルを立ちあげる前に決めておかなくてはならないことをあげてみました。
1.サークルの名前・代表者を決める
1人で立ち上げるよりも、2,3人で立ち上げた方がラクです。
3人寄れば文殊の知恵です。
最初は順番にリーダーを担当し、その後サークル活動が軌道に乗ってきたら、参加メンバーにお願いしていくことが出来るようになります。
2.内容を決める
サークルの目的を決めます。
メインは、子ども同士かママ同士か、どういった内容で集まるのか。
それに合わせてどのような活動にしていくかを決めます。
会員の対象年齢や定員、月に何回くらい活動するのか、会費はどうするか、取るならいくらにするかを決めます。
また、最低限のルールも決めておきましょう。
必ずしなければならない会場の予約の係、お知らせをする時の文書係、会費を集めるのであれば、会計係も必要です。
会費を取るのであれば、どのように集めるのか、も大事なことです。
保険の問題もあります。
また、話し合いなどの時に子どもを見る係についても、どのように決めるかを考えておいた方が良いです。
3.活動場所を決める
子ども支援センターや公民館、児童館といった公共の施設を利用するのがおススメです。
使用料も数百円ですし、インターネットで予約が出来るところがほとんどです。
会員の家でも良いのですが、駐車場へご近所さんへの配慮が必要です。
公園などの屋外だと、雨の時にどうするかが問題になります。
4.会員募集をする
チラシを作って、活動場所に貼ったり、地域の子育て掲示板に掲載してもらったりします。
チラシに乗せる内容は、サークルの対象となる子どもの年齢、活動内容、会費、連絡先などです。
年齢は○歳と書くよりも、xxxx年生まれと記載した方が、後から入会しようとした人にも分かりやすいです。
5.連絡方法を決める
会員の連絡方法を入会時にしっかり確認します。
その際には個人情報の取り扱いには注意しましょう。
連絡にはSNSも利用できます。
6.活動初回の活動内容を決めておく
活動の内容によっては、最初はママたちだけでの話し合いも必要かもしれません。
その場合子どもはどうするのか、子どもの遊びを当番制にするなら、その順番なども初期メンバーで土台を考えていた方が良いでしょう。
ママのサークル活動への支援も地域子育て支援事業の1つです。
地域の子育て支援センターでは、サークル活動の支援をしてくれます。
助成金が貰える場合もあります。
助成金や保険の情報、チラシの作り方、活動の進め方などのアドバイスもしてくれるようです。
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