イオンやガストでも使えるクーポン!「子育て支援パスポート」を徹底分析!!
全国どこでも使える子育てクーポン!「子育て支援パスポート事業」とは?!
平成28年4月より、全国共通展開がスタートした子育てしているご家族が外出しやすい「子育て応援社会」を作るための事業です。
国や地方自治体と企業・店舗が連携して協力し、さまざまな工夫をして取り組まれています。
フレンドリー・メニューとして、ミルク用お湯の提供、おむつ替えスペース、授乳スペース、親子で入れるトイレ、キッズコーナー、ベビーカー貸し出し、育児相談コーナーなどがあります。
各種割引や優待サービスがあるお店もあります。
平成29年4月には、47都道府県で導入されており、全国での相互利用が可能となっています。
お住まいの地域の子育て支援パスポートを持っていれば、旅行に行った先でも全国共通マークがある施設でサービスの利用ができます。
提携店舗での特典は、何種類かあります。
大まかに分けると、以下の通りです。
- お買い物・飲食・サービス利用料金の割引
- 利用店舗でのポイント増量
- 子ども向けの粗品やサービスプレゼント
- 子どもが遊べるキッズスペース、おむつ替えコーナー、授乳スペースを用意
対象となる年齢は、各自治体により異なります。
妊婦が対象となるところとならないところがあります。
殆どの自治体は、18歳未満が対象ですが、未就学児、小学生以下、中学生以下が対象の自治体もあります。
対象ごとにまとめると以下の通りです。
妊婦が対象とならない都道府県
福島県、新潟県、富山県、石川県、福井県、大阪府、徳島県、香川県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県
未就学児まで対象
愛媛県、長崎県、熊本県、
小学生以下対象
北海道、山形県、神奈川県、岡山県、広島県、宮崎県
中学生以下対象
秋田県、埼玉県、千葉県、東京都、
大人のみの利用不可
北海道、岩手県、秋田県、富山県、石川県、福井県、長野県、静岡県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、長崎県、熊本県、鹿児島県、沖縄県
この他、子どもが3人以上いる家族に対して更に応援ショップやパスポートのある自治体もあります。
平成28年10月に行われた「子育て支援パスポート事業 全国共通展開フォーラム」で先進的に取り組んでいる自治体や企業の紹介がありました。
中でもユニークなのが京都府で、子育て応援パスポートアプリ「まもっぷ」を開発しました。
「まもっぷ」とはお守りとマップ(地図)との造語で出来ています。子ども連れでも安心してお出かけできるよう、妊産婦と子育て世帯へ配布されます。
まもっぷには、協賛店の検索機能とパスポート登録・提示機能が付いています。
GPS機能もついていますので、今いる場所の近くにある施設を瞬時に検索できます。
FacebookやTwitterといったSNSと連携しているので、他の利用者からのお店の評価も分かり、ご自身も投稿できます。
医療機関情報や救急機能、行政の持つ情報も搭載されています。
大分県のユニークな取り組み!「おおいた子育てほっとクーポン」について
大分県は「子育て満足度日本一」を目指しています。
地域の子育て支援サービスを知り、気軽に利用できるよう、就園前のお子さんがいる家庭を対象に子育て支援サービスに使えるクーポン券を子育て応援パスポートとは別に配布しています。
有効期限は3歳の誕生日の前日です。
原則、お住まいの市町村内でのご利用となります。
クーポンは、10,000円です。500円券20枚つづりとなっている冊子タイプです。
どこの市町村でも共通のサービスは、保健・育児支援と保健事業の2つです。
保育・育児支援
- 一時預かり
- 病児保育
- ファミリー・サポート・センター
(会員になることにより、会員内で子どもの預かりや園への送迎をお願い出来る仕組みです)
保健事業
- インフルエンザ予防接種
- フッ化物塗布(保険外診療)
一時預かりは1日1,800円、病児保育は同1,500円、ファミリー・サポート・センターは1時間当たり600円です。
クーポンで直接支払うか、現金で支払った後、市町村に請求するかの二通りですが、サービスや市町村により支払方法が決まっていることもありますので、ご利用前にご確認ください。
また、配布対象の兄弟姉妹の利用も可能です。
この他、市町村による独自のサービスがあります。
例えば大分市だと、
1.保育・育児支援の中に、子育て短期支援(ショートステイ・トワイライト)、
2.保健事業に、母乳マッサージ・ベビーマッサージが追加されています。さらに、家事ヘルパーの派遣、おおいた子ども劇場と水族館うみたまごへの入場観覧、読み聞かせ絵本の購入(市で指定した絵本を指定の書店で購入の場合)にも使えます。
イオンやガストでも使えるクーポン!「子育て支援パスポート」をもらうためには?!
子育て支援パスポートは、各都道府県にて発行されます。登録はどこでも、無料です。
配布方法は、窓口申請交付が一番多く、Webでの申請やWebでパスポート画像を保存か印刷するだけで良い所、往復はがきで申請すればパスポートを印刷してくれる所などがあります。
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他、QRコードでの申請やアプリダウンロードもあります。
各市町村窓口での交付の場合は、母子手帳や健康保険証、世帯全員の住民票などが必要なようです。
各都道府県により、必要な添付書類は異なりますので、都道府県のホームページをご確認ください。
各市町村役場が配布または交付(市町村により異なる場合あり)
北海道、秋田、山形、福島(保育園、幼稚園、学校より配布)、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、山梨、長野、東京(デジタルあり)、岐阜(デジタルあり)、静岡、愛知、島根、岡山、愛媛(Web申請もあり)、宮崎、鹿児島、
Web申請(連絡先メールアドレスを入力後、登録も含む)
青森、神奈川、新潟、大阪(往復はがきもあり)、和歌山、鳥取(交付も可)、山口、佐賀、大分、
Webから画像保存か印刷
岩手、福井、石川(県内では不要)、徳島、高知、福岡(往復はがきも可)、熊本、
三重、滋賀、兵庫、奈良(スマホでQRコードから取得可、往復はがきもあり)、香川(「みんなトクだね応援団サイト」の協賛店ページでサービス内容を表示または印刷)、長崎、沖縄
アプリをダウンロード(市町村窓口でも配布可)
京都、
メルマガ登録で画像取得
広島(Kids☆めるまが)
クーポン提示不要
富山…PRステーション、子育て支援センター等に設置されている応援団ガイドブック・優待カードを提示
石川…19日のみ実施。子連れであれば不要。
その他の特長があるところとしては、以下です。
子育て応援アプリ(京都府以外)
愛媛(きらきらナビ)、長崎(子育て応援アプリ)
多子世帯対応あり
2人以上…石川
3人以上…長野、福井、岐阜、岡山、山口
各都道府県だけではなく、市町村でも同じようにパスポートを出しているところもあります。
是非この機会にご自身のお住まいの自治体のホームページを確認してみてください。
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◆参考URL
子育て支援パスポート事業 全国共通展開参加自治体リンク集
子育てパスポート事業パンフレット(概要と各市町村一覧表あり)