幼児教育は何歳から始めるのがベスト?!(おすすめの幼児教室と教材選びもご紹介!)

1、幼児教育は何歳から始めるのがベストなのか?!
親は子どものよりよい未来を願い、たくさんの良い経験をさせてあげたいと思います。
そのためには、どのような幼児教育を選べばよいでしょうか。
また、何歳から始めるのがベストなのでしょうか。
生き物の成長には、臨界期というものがあると言われています。
臨界期とは敏感期とも言い、経験と言う刺激が与えられた時に最も効果的な時期のことです。
全ての学習に臨界期がある訳ではありませんが、一説によると、言語能力は0~9歳、運動能力は、0~4歳、絶対音感は0~4歳、数学的能力1~4歳と言われています。
言語学習の限界については12歳までと言われているため、小学校からの英語教育が実施されるようになりました。
中学から大学卒業まで実に10年間英語を学んだのに、ろくに喋れない日本人が多いことも英語学習が早められた原因の一つです。
グローバル化した現代では、英語が世界共通言語となりました。
英会話は今後必須項目です。
英語と日本語とは音節が違うため、聴覚が発達しきる前に英語学習を始めなくては、ネイティブスピーカーと同レベルにはなれないと、近頃では0歳からの英語教室があります。
そんな状況を見て、英語学習を早くさせなくてはいけないと焦る向きもあるでしょうが、焦る必要は全くありません。
脳科学者のなかには、母国語である日本語を習得する前の他言語学習について、百害あって一利なしと警鐘を鳴らしている人もいるくらいです。
今後グローバル化が進めば、英語でしゃべる機会は増えることでしょう。
でも、英語で会話をする相手のほとんどは英語のネイティブスピーカーではありません。
つまり、ネイティブスピーカーと同程度に喋れる必要はないのです。
幼児期とは乳児期(1歳未満)の後の小学校へ行く前、6歳までのことです。
幼児期は3歳を境に前期と後期に分けられます。
前期では家庭での学習が、後期では同年代のお友達や他の大人との交流での学習が大事だと言われています。
幼児教育の始め時は、子どもが自分から何かに興味を持って挑戦するようになってからで十分です。
幼児期前期の間は家庭の中で遊びとして出来るようなことで良いでしょう。
3歳頃より人との交流が大事となってきますので、幼児教室や習い事を検討してみてはいかがですか。
3歳以前の教室は子どもよりもどちらかと言うと、親が子育てを学習するための場としての意味合いがあるのではないでしょうか。
2、幼児教室選びと教材選びの注意点について
幼児教室
幼児教室は全国に多数あります。
教室選びでは、移動のしやすさやお月謝だけで選んではいけません。
人気の教室は独自の理念や理論で工夫を凝らした授業をされているのでしょうが、子ども本人が行きたいと思えないようでは、教室に通う意味がありません。
授業だけではなく、教室の先生や一緒に学ぶお友達との相性は重要です。
どんなに良い先生でも子どもと何となく合っていないようであれば、思い切って別の教室へ行くのも良い手だと思います。
幼児教室人気ランキングベスト3は以下の通りです。
1位 TOEベビーパーク
ベビーパーク 0~3歳迄 15,120円
キッズアカデミー 3歳~8歳迄 15,660円
親子教室なので、ママのお勉強の時間もあるようです。
新米ママに評判が良いようです。
また、通っている子のIQが高いというのがセールスポイントです。
2位 どんちゃか幼児教室
知育タイプ 0~3歳迄 15,000円~
小学校受験タイプ(理英会) 3歳~6歳迄 15,000円~
幼稚園受験にも対応しています。
子どもを伸ばす5つの力、人前力、競争心と思いやり、思考力と理解力、集中力、勇気とガマンを伸ばしていく方針です。
オリジナル教材が充実しています。
0~1歳コースで配られるオリジナル教材は布の染料にまでこだわった安心の教材だそうです。
マザーリングという独自の授業説明スタイルで丁寧な説明を受けられます。
神奈川・東京・千葉・大阪・神戸の全13校しかないのが残念な点ですが、全て駅近なようです。
3位 めばえ教室
知能教育コース 満1歳~小学3年生迄 5,800円~6,800円
英会話コース 満1歳~小学3年生迄 6,000円
グリムスクール(国語力を高めるコース) 小学1年~6年迄 6,000円
脳が一番成長する幼児期に「心と知力」を伸ばします。
ショッピングセンター内に多く、月に1~2回だけと、通いやすいです。
この他にも、ドラキッズ、ミキハウス幼児教室、七田チャイルドアカデミーなどまだまだたくさんあります。
授業や教室の雰囲気を少しでも知るためにも、まずは無料体験教室を利用してみてはいかがですか。
幼児教材
教室まで行くのは、ちょっとと思われるのなら、毎月届く教材はいかがでしょうか。
毎月本屋で教材を選んで購入するのは結構な手間です。
自動で毎月届く教材は、今も昔も人気です。
人気ランキングは以下の通りです。
1位 こどもちゃれんじ 1,650円
2位 Z会幼児コース 2,925円
3位 幼児ポピー「ポピっこ」 900円
4位 ドラゼミ 幼児コース 2,384円
5位 こどもちゃれんじ English 2,800円~3,318円
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金額は全て月額です。
こどもちゃれんじは5人に1人は使っているそうです。
この他にもたくさんあります。
幼児教育の教材ガイドのサイトが詳しいので、ご参考になさってください。
3、おすすめの幼児教育について
ここ最近、非認知能力の重要性が叫ばれています。
非認知能力は、学歴や仕事など、将来の成長に結びつく能力だからです。
非認知能力とは、IQなどのような数値で測れるような能力ではありません。
目標に向かって努力できる力、社会性を基盤とした他者とのコミュニケーション能力、自己肯定能力やこういった姿勢のことです。
こういった力や姿勢は、雪だるま式に大きくなっていくと考えられており、遊びの中でこそ培われます。
そのため、幼児期からの学習が重要と言われています。
学習とは言っても、親や誰かにやらされるのでは非認知能力は伸びません。
子ども自身がもっと上手になりたいと考え、友達と協力したりもしつつ、考えて試して失敗して、また考えて試して失敗して、やっと成功するまで頑張ったことで得られる達成感や、失敗しても工夫してまた挑戦する姿勢、うまくいったら次の目標へまたチャレンジ、と言うことを何度も経験していくことにより、伸びていくものです。
ならば、幼児教育は、遊びの延長線上にある、子どもが興味を持つようなことをやらせてあげるのが良いのではないでしょうか。
例えば水泳などの運動ならば、出来ることと、まだ出来ないことを本人がはっきりと自覚しています。
練習を続けていくうちに、今まで出来なかったことが出来た瞬間を、その感動を味わいやすいと思うのです。
やれば出来るという体験は非認知能力の向上に役立ちます。
身体を動かすことよりも本を読むことが好きな子もいるかもしれません。
人にはそれぞれ個性があります。
子どもが楽しんでやれることが一番です。
書道でもピアノでも、楽しく続けられて少しずつでも上達していければ最高です。
中々合うものが見つけられなくても、それを子どもと一緒に探す旅と考えて楽しめたら、しめたものです。
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