シングルマザーの悩みはどのようなものがあるのか?!(子育て人気ブログをランキングでご紹介!)

   

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シングルマザーの悩みはどのようなものがあるのでしょう?

シングルマザーの一番大きな悩みは、お金の問題でしょう。

平成23年度全国母子世帯調査で平均年間就労所得をみると181万円です。

ひとり親家庭の相対的貧困率は、54.6%(平成24年)と半数以上です。

 

お金の問題とからむのが、子どもの教育問題です。

1か月あたりの教育費は、母子世帯で16,291円なのに対し、全世帯では31,565円と、およそ倍額です。

教育費の少なさを反映しているのが進学率でしょう。

高校への進学率は93.9%と全世帯平均96.5%と2.6ポイント差なのですが、大学ともなると、ひとり親世帯の23.9%に対し、全世帯では53.7%と倍以上の差があります。

 

昭和の時代は、パパがいてママがいて子どもがいて、というのが日本の標準家庭の姿でした。

平成7年の時点では夫婦と子どもからなる世帯が34.2%と一番多い家族形態でした。

単独世帯は25.6%、夫婦のみ世帯は17.3%、ひとり親と子どもは7.0%、その他の世帯は15.8%でした。

その他は親族以外や祖父母と同居世帯でしょう。

 

ところが平成22年になると、夫婦と子ども世帯は28.7%、その他の世帯は11.7%と減少し、単独世帯が31.7%と一番多くなりました

夫婦のみ世帯は19.6%、ひとり親世帯は8.8%と増加しています。

1年のずれがありますが、平成23年度のひとり親世帯は156.2万世帯あり、そのうちの85%の123.8万世帯が母子家庭です。

 

じわじわと増加しているひとり親世帯。

それでもやっぱり、シングルマザーへの偏見はあります。

自分だけに向けられるのであれば我慢も出来ますが、子どもに対し「お父さんいなくて、かわいそう」と言いたがる人もいます。

そんな偏見の目に負けないたくない、子どもが後ろ指をさされないようにきちんとしつけなくてはいけない、とプレッシャーとなる方もいるようです。

ひとりで、母親だけではなく父親としての役割も担わなければなりませんので、精神的にも肉体的にもストレスがかかります

 

シングルマザーは、「お父さんいないの?」と子どもがよその人から聞かれることに、申し訳なさを感じることもあるでしょう。

やっぱり男親は必要なのかは、ことあるごとに顔を出す悩みではないでしょうか。

子どもに寂しい思いをさせていないなどとは言い切れないものです。

もっとも、寂しい思いをしたことのない子どもなんていないでしょうけど。

でもどうしても不安にばかり目を向けてしまう時はありますよね。

 

もし、煮詰まっていると感じたら、不安要素を指折り数えることをやめてみませんか。

堂々巡りの不安ばかり数え上げていても、状況は何も変わりません。

今の状況を変えるために、何かできることはないのかにも目を向けてみましょう。

出来ることが見つからなかったら、現実逃避が出来て子どもにも悪影響のない、自分にとって楽しいことを探してみましょう。

偏見の目を気にしても、一つも良いことはありません。

解消できる悩みは解消して、解消できない悩みは棚上げしてしまいましょう。

 

 

シングルマザーに気を付けてほしい子育てのポイントについて

ママと子どもだけの家庭では、どうしても親子の結びつきが強くなってしまいがちです。

過保護、過干渉、甘やかしなどで母子密着状態となると、ママと子どもの境界線がなくなった纏綿(てんめん)という状態が生まれやすくなります。

 

纏綿(てんめん)とは家族療法で使われる言葉で、綿同士が複雑にからまり合っている状態からきています。ママと子どものお互いがお互いの心にまとわりついて離れず、二人が情緒的に複雑に絡まり合っている関係のことです。

 

本来ならば、ママと子どもは別の人格なので、お互いがプライバシーを尊重しつつ、それぞれ独自の価値観や感性を持っています。ところが纏綿状態だと、母子一体化が起こり、ママと子の境界があいまいになってしまいます。そうなると子どもは自我の確立が出来ません。

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シングルマザーはママであると同時にパパであろうと頑張り過ぎてしまいます。父親的役割でしつけや教育をしているつもりでも、いつの間にか子どもを自分の支配下に置いておきたい欲求となっていることもあります。自分と同じ考えでないとだめだと考える価値観を押しつけることを無自覚に行なってしまう事もあります。

 

ママとしての深い愛情を持って子どもの幸せを考えて、子どもに言ったりしたりしていることが上手く子どもへ伝わっていないのであれば、まずは自分自身に対する不安や、子どもに過度に依存していないかを考えてみましょう。

 

人には、理性と感情があります。

それぞれ独立したものである理性と感情との距離がきちんととれている状態を分化度が高い、といいます。

分化度が高いと、自分の気持ちと現実とを分けてとらえますので、冷静に物事に対処することができます

逆に理性と感情の距離が近いと感情側にひきずられ、現実を見極めずに感情的な態度をとってしまいます。

 

分化度が高いと、子どもの行動に対してイライラしてしまう時に感情のコントロールが出来ます

イライラしつつも状況を改善する方向へ行動を起こします。

そうした方がイライラも収まるし、時間短縮にもなるからです。

 

でも、分化度が低いとイライラをそのまま子どもへぶつけてしまいます

ぶつけるうちにヒートアップして過去の子どもの同じような失態もついでに怒ってしまいます。

状況は悪くなることはあっても、良くなることはありません。

 

ママの中には、不安のあまり教育やしつけに過敏になってしまい、子どもの甘えを受け止められなくなってしまう事もあると思います。

 

特にシングルマザーであれば、子どもが偏見の目にさらされないよう、神経をとがらしてしまった結果そうなりがちです。

子どもに上手く伝わるかどうかは、教育やしつけの方針がブレないこと、これにつきます。

 

でも、ママが精神的に不安定だったら、ゆらゆらしてしまいますよね。

そんな時は、ママ自身の心を確認しましょう。

余裕がなくストレスがいっぱいな状態だったら、悪いこと、ダメなことばかり目が行ってしまうのは仕方のないことです。

 

子どもが幸せになる一番の方法は、ママが笑顔を向けてくれることです。

笑顔でいるためには、ママ自身も毎日楽しく過ごすことです。

 

辛い時のためにも、外部に上手に頼れるような方法ストレス発散になる楽しいことを作っておきましょう。

 

子どもにとっての家庭とは、初めて経験する社会です。

その後の生き方やコミュニケーションの方法の基礎を学ぶところです。

 

誰かが我慢して犠牲になることなく、子どももママもお互いが個人として認めあい成長していける母子家庭って、素敵ですよね。

 

 

シングルマザーの人気子育てブログをランキング形式でご紹介

シングルマザーの子育てブログ、独断と偏見で5位からカウントダウンでご紹介します。

 

第5位:「ふたりでがんばろ。」

細魚さんのブログです。

母子家庭の豆知識や離婚関係の記事などその時々に必要な情報が掲載されています。

 

第4位:「OKKANABIKKURING」

ぢょん でんばあさんのなにごとも及び腰の私の、おっかなびっくりな日々ブログです。

文章とフォントが読みやすいです。

マメに更新されています。

 

第3位:「my ALL ‐こども2人と時給850円生活」

つッつ~さんの中1息子さんと小1娘さんと時給820円(タイトルより下がってる?)手取り118,000円で暮らしているブログです。

シングルマザーは可哀想じゃない!!シングルマザーのこどもも可哀想じゃない!!貧乏で不幸なシングルマザーの風評を変えます。という心強い宣言をされています。

 

第2位:「私いろいろ失敗したので。」

シンブルマザーBettyさんのブログです。

プロが作ったみたいに素敵なブログです。

カテゴリー分けも見やすいです。

 

第1位:「ちいさな世界」

子ども2人と暮らすシングルマザーふゆぽんさんのブログです。

家計簿も公開中です。

可愛らしいイラストのブログです。

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参考URL

 - お役立ち情報 , ,