【必見】東京23区で子育てしやすい街ベスト5とは?!(行政子育てサポート、教育面から徹底分析!!)
投稿者:M.T
東京23区で行政子育てサポートが手厚い街をご紹介!
「行政子育てサポート」とは育児をする上で行政が子育て支援をしてくれる制度のことです。
代表的な行政子育てサポートは以下のものがあります。
- 妊婦健診公費負担
- 子供医療費助成
- 認可外保育施設の援助
- 私立幼稚園への補助
東京23区は、他市区町村と比べても支援内容が充実しています。
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全ての区が中学3年生まで医療費助成を行っているほか、所得制限も撤廃されています。
千代田区と北区にいたっては医療費助成の対象年齢を高校3年生まで拡げていることから、他の区でも年齢の引き上げが検討されているようです。
上記にあげた行政子育てサポート以外にも、様々なサポートがあります。
たとえば杉並区では「子育て応援券」といった、一時保育・子育て講座・親子参加イベントなど有料の子育て支援サービスに利用できるチケットがあり、就学前の子どもがいる家庭に向けて無料で発行されます。
応援券で支払われた利用料は、サービス事業者が杉並区に請求できる仕組みになっており、事業者は保護者に選んでもらえるための質の向上やサービスの工夫に努めるようになります。
この子育て応援券によって、子育て世帯と子育てを応援する地域の人々の交流を盛んにした好例といえるでしょう。
また、港区は子どもがいる世帯だけではなく、これから子どもを持ちたい家庭を積極的に支援しています。
不妊治療費助成として、1年間で最大30万円、通算5年で最大150万円を所得制限なしで助成しています。
この額は2位の世田谷区(最大100万円)を大きく引き離して1位であり、他地区の2倍~3倍にあたるほどの額です。
不妊治療は経済的負担が予想以上に重く、金銭的な問題で治療を諦めることも少なくありません。
助成を行なっていない区もありますので、非常に評価できるものです。
働くママにとっては子供を預けるための保育園についてのサービスも知りたいところではないでしょうか。
許可外保育施設(認証保育所)の場合は低年齢ほど料金が高くなり、0歳もしくは1歳の場合、3万~8万円と、施設によって差があることが分かっています。
特に認可外保育施設の補助額が高い区は以下の通りです。
1位 杉並区 最大6万7000円/月
2位 品川区 最大6万6000円/月
3位 荒川区 最大6万円/月
私立保育園の補助金は以下の通りです。
入園補助金
1位 大田区 最大11万円
2位 足立区・品川区・葛飾区 最大10万円
3位 世田谷区 最大9万円程度
保育料補助金(月額)
1位 葛飾区 最大2万8000円
2位 江戸川区 最大2万6000円
3位 新宿区 最大2万1000円
東京23区で教育面が充実している街とは?!
東京23区で教育に力を入れている区といえば、品川区です。
区内の小・中学校は全て小中一貫教育で9年制を導入していますし、その他にも学校選択制・外部評価者制度・教科担任制・小学校から英語教育導入など、実は品川区が先駆けです。
千代田区は都心であるものの子供の人口が少なく、子供の人口に対して小中高校の数が多いため、少人数学級によるきめ細かい学習環境が期待できます。
英語教育の時間数や図書館の蔵書数でも23区の中で上位です。
また、文京区は東京大学、お茶の水大学、日本女子大学、東洋大学など名門校が集中する地域であります。
そのイメージと同じように進学率も高いです。
理由としては、都内の国立小学校6校のうち3校が文京区に存在することが挙げられます。
国立小学校は通学範囲が定められているため、国立小学校を受験したい家庭が引越しをしてきます。
しかし受験をしても合格するとは限らないので、国立小学校に縁がなかった優秀な子供が、文京区の公立小学校に沢山入学してきますこのような背景から文京区にいる子育て世代は教育熱心な家庭が多く、中学受験を目指して通塾させている人も多いのです。
平成25年度、中学校受験進学率は、23区の中でも2位・42.4%という結果が出ています。
小学校卒業生の約40%以上が受験・進学をするのは都内では千代田区、文京区、港区、中央区4つの区域しかありません。
子育てをしている家庭にとって、子供が通う学校がどのような場所であるかはもちろんのこと、小学校を決めるために引越しを考えている家庭にとっては重要な条件になるでしょう。
公立小学校は費用がほとんどかかりませんので、その分を塾で補うという考えの家庭は少なくはありません。
小学校は選ぶことができますので、少しでも魅力のある学校を選びたいですね。
その中でも文京区は名門大学もある影響からか、教育熱心な区であるといえます。
北区は保育園の認可整備率(認可・認可外を合わせた全体の定員に対する認可保育施設・事業の定員の割合)が95.9%と23区の中では非常に高く、認可の受け皿が大きいと言えます。
認可保育施設・事業とは、認可保育所、認定こども園、小規模保育、家庭的保育等の認可を受けた保育施設・事業のことで、国の保育費用を給付する制度の対象になっています。
認可の中でも特に認可保育所の整備率が圧倒的に高く、待機児童対策で2~3歳までの公私立の認可保育所がつくられています。
しかし、小規模保育同様、2~3歳で卒園したとき転園がスムーズにできるかどうか注意しましょう。
これらを総合して東京23区で子育てしやすい街のご紹介!
1位 江戸川区
子供が多く、活気ある街として高い人気を集める区です。
医療費は中学校卒業まで無料のほか、私立幼稚園に通わせる家庭には所得制限なく最大月額2万6千円の補助金が支給されます。
公園も葛西臨海・海浜公園、行船公園、親水公園など多くの公園があるほか、子供と一緒に楽しめる施設にも恵まれています。
2位 荒川区
自治体ランキングでは、情報化分野および教育分野において2008年度全国1位、子育て環境分野で全国2位となっていました。
また、山手線、地下鉄が通っているので交通の便は良好です。
「あらかわ子育て支援応援サイト」を立ち上げており、様々な取り組みをしています。
3位 練馬区
現在練馬区は待機児童数が23区中14位と良い状況ではありませんが、受け入れ増加見通しの高さから、今後改善の余地が高いと考えられます。
また、公園の数が多く、光が丘公園や石神井公園など大きな公園もあります。
小児科の数も多く、総じて評価の高いエリアと言えるでしょう。
東京23区でありながら家賃設定も低く、都心へのアクセスの良さも魅力の一つです。
保育園の受け入れが現時点ではやや厳しいところもありますが、ママにとって充実した暮らしを送ることが期待できるのではないでしょうか。
4位 千代田区
都心ながら皇居を中心に緑が豊かです。
千代田図書館、日比谷図書館などが充実しています。
初めて路上喫煙禁止条例を導入した自治体です。
待機児童数は驚異のゼロです。
子供の成長等にあわせて、より広い家に住むために区内転居する子育て世帯を対象とした区内転居助成を実施しており、安定した住宅環境での育児をサポートしてくれます。
また、誕生準備手当として妊娠一回につき4万5000円の誕生準備金も支給されます。
5位 文京区
文京区には東京大学やお茶の水女子大学、東京医科歯科大学といった名門校も多く、学問の街として知れ渡っています。
このため教育熱心な土地柄であり、子供が通学時に安心できる治安の良さで人気のエリアです。
通学路への配慮も行き届き安全で安心な街づくりにも定評があります。
各区とも、それぞれの特徴に合わせた工夫が見られます。
このような取り組みをすることによって少子化対策にも繋がりますし、子育て世帯の負担を少しでも軽減される制度が実行されると良いですね。
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参考サイト
http://hokensc.jp/gakushi/23kukosodateshien.html
https://mamanoko.jp/articles/15985
http://www.nomu.com/withkids/town/area/tokyo23.html
https://www.homes.co.jp/cont/data/data_00049/
https://mamasup.me/articles/29204
https://kawlu.com/journal/2017/04/04/31133/
http://dual.nikkei.co.jp/article/073/59/