子育て中の不安を解消する考え方を知りたくありませんか?!(年齢別の悩みと不安を感じる原因のまとめ)
子育て中の不安にはどのようなものがある?!
子育て中は8割の人が不安や悩みを持つそうです。
子育て中の悩みは、子どもの成長につれて変わっていきます。
生まれてから3か月頃までは、ママは睡眠不足でへとへとです。
その後、夜中の授乳がなくなってきたと思ったら、夜泣きが始まることもあります。
日中はママの姿が見えないと泣き出して、ハイハイが出来るようになれば片時も目が離せない上に、どこまでもママの後をついてきます。
可愛い室内ストーカーのせいで、家事は満足に出来ないし、おトイレもゆっくり入れません。
スポンサーリンク
この頃になると、離乳食やアレルギーの悩みが出て来ます。
卒乳もあります。
自分の子どもの成長速度をつい他の子と比べて、不安になってしまうこともあるでしょう。
でも、1歳までは目まぐるしく成長していくので、そういった悩みや不安はすぐ解消されます。
何よりママも睡眠不足などで肉体的に疲れていますので、じっくり考える余裕はないかもしれません。
この時期にパパが家庭よりも仕事を優先している家庭では、夫婦の意見が合わないとの悩みや、ママが一人で子どもを育てている孤独感から、不安や恐怖におそわれることがあったり、居ても立っても居られないほど落ち着かないことがあったり、何だか漠然とした不安感があるという人も多くいます。
1~2歳になると、トイレトレーニングやイヤイヤ期に嫌気がさすことがあるかもしれませんが、これも成長に伴っていつの間にか解消されているものです。
時期を待ちましょう。
言葉の遅れに関しては少し注意が必要ですが、健診で何も言われていなければ、じっくり構えていましょう。
この時期の悩みは、仕事や自分のことが十分に出来ないこと、子どもとの接し方に自信が持てないこと、子どもの健康に関すること、などがあげられます。
3歳を過ぎた頃には、着替えやトイレなど生活行動が自分で出来るようになります。
ママも肉体的には少し楽になります。
そこで出てくる悩みは、しつけや教育についてです。
しつけは難しいです。
どこまで子どもの要求を受け入れるか、どこまで我慢させるか、きつく言い過ぎてはいないか、甘くし過ぎではないか、ほどよいバランスを探して、試行錯誤の毎日です。
分かっているけどついイライラしてしまい、反省することもしばしばあるでしょう。
出来るだけ良い教育を子どもに受けさせたいと、親は思います。
教育費は頭の痛い問題です。
大学まで育てるのには3000万円かかると言われています。
高度な教育を受けさせようと思えば、もっと必要です。
東大生の親の平均年収が1000万以上である事実からも、経済格差による教育格差があることが分かります。
子育ての悩みの中で、経済的不安は大きいです。
ワーキングママの中には、子どもに先々かかるお金のために仕事をしているが、そばにいたいと悩んでいる人もいます。
子どもが何人もいると、どの子も大事なのに、子どもの性格や状況や親との相性で、不平等になっているのではないかと不安を持つ人もいます。
子育て中の不安の原因について
育児が始まるということは、それまでの生活習慣が変わるということです。
ダイエットや勉強がなぜ三日坊主に終わってしまうかというと、生活習慣を変えるのは難しいことだからです。
でも、赤ちゃんが来たら強制的に赤ちゃんに合わせた生活をしなければなりません。
慣れるまではとてもストレスです。
近所付き合いが乏しく、子連れで行き来したり預かり合う人がいない、パパの協力が得られない、あるいは子育て以外の楽しみや社会参加の機会がない、ママ自身も子ども時代に友達と遊んだ経験が少ないといったことが、育児不安と関連があるとの調査結果があります。
近年では、子育て家庭の孤立化はさらに進行し、育児に対するママたちの負担感がより強まっており、地域において学び合い、支え合う関係が衰退しています。
ママが子育ての主な養育責任を負わされ、子どもが上手く育ったかどうかについての無限の責任も負わされています。
子育て中の不安や悩みを打ち明けられる人がいないような状態が続くと、心は一時も休まらなくなります。不安が不安を呼び、マイナス思考でしか物事を考えられなくなったら、赤信号と思いましょう。
虐待されるのは1歳未満の乳児が、虐待するのは実母が一番多いのです。
密室&ワンオペ育児だとママの不安はそのまま子どもへ反映されてしまいます。
未だ喋れない赤ちゃんは泣くだけです。
どうやっても泣き止まない赤ちゃんの相手をしているママはどんどんすり減っていきます。
赤ちゃんはますます泣きます。
悪循環の出来上がりです。
子育て中の不安は、ママの孤独が大きな要因となります。
子育て中の不安を解消する方法について
地域で子育てを通じた付き合いが多い方が、子育てを楽しいと感じる傾向にあります。
逆に言うと、孤独なママは子育てを楽しいと思える人が少ないということです。
子育てはママひとりの手には余ります。
周囲の協力が不可欠です。
地域の子育て支援では、親たちの仲間づくりや育児の共同化を進めています。
室内にこもりきりにならず外へ出て、孤独から抜け出しましょう。
パパとの交流も忘れてはいけません。
子どもは二人のものです。お仕事で忙しくてもお休みはあるでしょう。
少ない時間でも、本音で話し合うなど密度の濃いコミュニケーションさえあれば、孤独感を感じることは少ないでしょう。
家庭は子どもも含め、家族みんなで時間をかけて作っていくものです。
また、子どもに対してイライラが募ってしまった時には、子どもの成長に目を向けるよう努力しましょう。
子どもは絶対に成長しています。
何か前よりも出来るようになったことはある筈です。
一所懸命探しましょう。
子育てで悩んでいるのは、自分だけだと思わないことも大事です。
悩んでいる時、どこかで誰かが同じことで悩んでいるかもしれません。
以前誰かが同じように悩んだかもしれません。
結構みんな同じようなことを考えているものです。
不安にとらわれないよう、考えるべき不安と考える必要のない不安を分けましょう。
考えるべき不安は、変えられる不安です。
考えてもどうにもならないことは、考えるだけ無駄だと割り切りましょう。
物事をプラスに考えるよう、頑張りましょう。
プラス思考は練習しないと出来なかったりします。
最初は無理やりでもその内自然に出来るようになります。
子どもは社会全体の宝です。
子育ては、ママひとりで頑張るのではなく、社会全体で協力しなくてはいけないのです。
力になってくれる人はきっといます。
大丈夫です。
スポンサーリンク
スポンサーリンク